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千葉県の林道空間  林道 金谷元名線

 《 林道空間No. : 069 》  (全線走行)
  林道名称 : 林道 金谷元名線
   走行年月日 : 2011年1月29日

富津市金谷と鋸南町元名を結ぶ総延長8kmの林道です。
千葉県の観光名所である鋸山の北側から南側をグルリと迂回しているルートで、一部区間が「関東ふれあいの道」としてハイキング道として整備されている林道になっています。
季節柄、ハイカーとは遭遇しませんでしたが、シーズンになるとハーカーが林道を歩いていると思われるので注意が必要です。
一部分に岩でゴツゴツした路面がありますが、全体的には平坦な路面で、危険な箇所もなく安心して走れる林道です。
国道127号から富津金谷ICへ向かう道のトンネルの手前に林道の入口があります。 @
このように林道表示板が3枚あるパターンは、千葉県の林道の基本パターンになっています! @
錆が進行中の林道表示板。 @
起点、終点の表示はありません。 林道名称からするとこちら側が起点と思われますが、定かではありません。 @
通行するだけなら許可はいらないらしい.... @
入口からカーブをひとつ曲がった所でいきなり倒木が!
でも通行は可能。
入口から数百メートルは舗装路が続きます。
いよいよダート区間が始まります。
道幅も余裕な、こんな感じの路面が続いています。
一部、舗装されたような感じの路面になっている部分も!
この下あたりに高速道のトンネルが通っているハズ..!?
山の峰に沿って繋がっている林道なので、道が直線になっている部分が結構多くあります。
平坦な路面が続いています。 良くある林道の風景ですね。
チョット面白味は欠けますが、このような道をノンビリとゴトゴト走るのも良いものです。
見事な地層を横目に、先へ進みます。
小学生の時に地層見学に行った時のことを思い出します。
ゴツゴツした感じの路面。 大きな石を敷いたと言うよりも、元々あった岩の上を走っている感じの路面。
所々に岩が露出している部分がありますが、この程度なら問題なし。
「トンビがくるりと輪をかいて・・・」って感じでしょうか?
暫くの間ぐるぐると輪を描いて飛んでいました。
ススキの葉が車体を擦ります。
こんな標識も所々に....
通過中に岩が降ってこない事を祈りながら通過...
岩がゴツゴツと出ていてとっても走りにくい路面。
入口から3.6kmの所で道が分岐しています。 チョットした広場になっているので、小休止するのに良い感じ。 A
分岐の左側は「林道 竹岡線」【林道空間No.068 参照】になっています。 A
分岐地点の近くには大きなアンテナ?が建っています。
天気予報が見事にハズレ、快晴となりました。 A
この辺はハイキングコースにもなっているようです。 A
分岐点の右側の本線へ進むと、路面が陥没して荒れている部分があります。
こんな感じの平坦な路面が続いています。
分岐点から1.8km程の所から舗装路に!
突然と正面に奇岩が出現!! B
何とも不思議な形状の1枚岩!
路面が舗装されているのもなんか変な感じ B
1枚岩の向こう側を覗くと、チョット寒気がするくらいの絶壁になっています。 B
道を造るために削られた結果なのでしょうか?
たまぁーに遭遇する林道の七不思議です。 B
ご覧のように平べったい奇岩!!
どうやって出来たのか? 不思議です。 B
近くにはこのような光景も!
岩と木が異様な感じ... B
空には変わった雲が! B
遠くには浦賀水道(東京湾)が見えます。 B
なんか、チョット不気味?なので早々に立ち去ることに...
先の道は舗装された路面が続いています。 B
舗装路が続いています。 さらに高度を上げて....
この林道の最高地点に近づくと右側には浦賀水道(東京湾)と三浦半島が一望出来ます。
奇岩から300m程進んだ地点に休憩所らしき場所が!
なにやらゲートらしき物も見えます。 C
立派な林道開通記念碑!
近くには木のベンチもあります。 C
裏側には、この林道に関する沿革が刻まれています。
昭和58年着工、平成9年に完成とのこと.. C
このハイキングコースの案内板によると、ここから先の林道はハイキングコースにもなっているようです。 C
この山道を1.4km歩くと鋸山山頂へ...
この季節にはハイカーは見あたりません。 C
大型車進入禁止の為のゲートがあります。 ハイキングコースも兼ねている為の安全対策でしょうか? C
このゲートの間を通れれば大型車ではないってことですよね?? C
ギリギリで通過! C
サーフは大型車ではないって事が証明されました。
ま、車検証上でも普通車ですからねぇー。 C
ゲートを越えて、先へ進みます。 直ぐ先から舗装路になっています。
ゲートを越えたところから舗装路が続いていましたが、チョット走るとまたダートに!
V字の切り通し。
岩山だったら素堀トンネルになっていたかもですね。
だんだんと路面が変化してきます。
路面に岩肌が露出している部分が多くなってきます。ここは鋸山と続いているので、山全体が岩になっているのでしょうか?
路面一面が岩肌になっています。 雨の日には滑りそう!!
右側の岩の壁と同じ岩肌の路面? かなり走りにくいです。
ここまで岩肌が露出している路面も珍しいですね。
岩肌の路面を過ぎると、普通の平坦な路面が続いています。
だいぶ下って来たので、そろそろ終点に近づいているハズ..
広い場所に出ました。左側の道が今走ってきた「林道 金谷元名線」です。(振り向いて撮影)
広い場所からちょっと先で舗装路になります。
(写真は振り向いての撮影なので、今走ってきた道です)
こんな感じの道が続きます。
ハイキングコースの案内板。 先ほどのゲートがあった所から1.9kmの地点。
林道表示板がありました。 こちら側の林道表示板は1枚だけです。 D
千葉県の林道は、林道表示板のがしっかりとある場合が多いので嬉しいです。 D
直ぐ横には鋸山ダム湖があります。 釣りを禁止している様で、釣り禁止の看板と監視カメラが設置されていました。
またまたゲートがあります。 E
大型車ではない?ので、通過出来るハズ... E
ハイ! すんなりと通過! E
道なりに進むと、高速道路の高架橋が見えてきます。
高架橋を越えて直ぐに右折し、高速道路の鋸山トンネル入口の直ぐ脇を走ります。
道なりに進むと、道路を横断する野生猿の一家と遭遇!!
カメラ目線のお猿! こんな所に野生猿かウロウロしているんですねぇー
さらに道なりに進んで行くと、JR内房線の下をくぐって、国道127号に出ます。 F
黄色い看板の右側が今走ってきた道になります。 F
この林道は危険な箇所もなく、安心して走れる林道です。
ただ、ハイキングコースになっている区間もあるので、ハイキングシーズン中には林道を歩いている人が多くなると考えられるので注意が必要です。
奇岩、岩肌が露出している路面、浦賀水道(東京湾)と三浦半島を望む景色等、色々と楽しめる林道だと思います。
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