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岐阜県の林道空間  中腹林道

 《 林道空間No. : 079 》             (ほぼ全線走行)
  林道名称 : 中腹林道
   走行年月日 : 2011年5月21日

「中腹林道」の名称は通称らしく、正確には「松尾木曽谷林道」、「小郷東木曽谷林道」、「大萱野林道」の3つの林道からなります。
また、途中には作業林道が多くあり、気を付けないと本線から外れてしまうこともあるので要注意! 総延長が約22kmあり、そのほとんどがダートであるため走り堪えのある林道です。
当日は #215 Surf Owner's Club. のメンバーさんと4台で走行!
入口は「国道256号」と併走する形になっていて、チョット分かりにくいです。 林道表示板等は一切ありません。 @
ここが、この先22km続くダートの入口とは思えない様な感じの入口になっています。 @
コンクリートの壁の上が「国道256号」になっています。
国道はこの先で「塞の神トンネル」になります。
「中腹林道」は、この先で国道の「塞の神トンネル」の上を通る事になります。
国道からチョット離れて、こんな感じの道を進みます。
ドンドンと高度を上げていきます。
ちょっと大きな石が混じっていますが、走りやすい路面が続いています。
この辺りが国道の「塞の神トンネル」の真上のハズ!
同じような感じで道が分岐しています。 このような感じだと、どちらが本線か迷います。 A
よく見ると、右側の道には写真のような看板が立っているので、作業林道のようです。 こちらに進みます。 A 
(作業林道の詳細は《 林道空間No. : 080 》参照)
作業林道の終点部分、ここから本線に戻ります。 B
この先にも分岐が見えますが、そのまま本線を進みます。
途中、電波の中継所らしきアンテナが沢山立っています。
やっと林道表示板を発見! 立派な石柱に鋳造で作られた林道表示板! C
林道表示板には「松尾木曾谷林道」と書かれています。 C
「加子母村」と書かれていますが、現在は「中津川市加子母」になっています。 C
壁面が決壊している箇所もあります。
道からちょっと離れた部分なので、通行には支障ありません。
これは、本線から分岐している道で、砂防ダム建設用の道と思われます。
チョット休憩中の図。
手前が砂防ダム建設用と思われる道。
新緑が綺麗です。
こんな感じの道が続きます。
「木曽谷林道」の分岐地点に立っている林道表示柱。
T字路に突き当たります。 この林道は「国道257号」と並走しているため、左側の道へ進むと国道へ出られます。 D
本線は右側の「木曽谷」方面になります。 この辺りから「小郷東木曽谷林道」になります。 D
「木曾越峠」の表示がありましたが、ここが「木曾越峠」って訳ではなく、峠への登山道の方向を指しているものです。
この様な小さな沢が所々にあります。
路面は走りやすい平坦路が続いています。
また作業林道です。 ここは走行していません。 E
何やら作業林道にも立派な石柱の表示板が!? E
この林道は全体的に明るい林道になっています。
チョットした駐車スペースがあったので、チョット休憩を! F
近くにはこの様な沢があり... F
なかなか良い感じ。 F
砂防ダムから流れる水が清々しい。 F
沢と言うよりも渓流ですね。 F
渓流の側で休憩中の図。 渓流の側は結構涼しいです。
マイナスイオンをたっぷりと浴びながら.... F
コーヒーを1杯! (渓流の水ではありませんが..)F
先はまだ長いので早々に撤収... F
更に先に進みます。
この様な道が続きます。
大黒柱にする木らしいです。 G
所々にこのような看板があります。 ハイカー用の案内板でしょうか?
「木曾越林道」の分岐点です。 右側が「木曾越林道」で、左側が本線になります。 H 
(「木曾超林道」は《 林道空間No. 081 》参照)
野生の猿と遭遇! 数匹の群れで道路を横断していました。
カメラを構えた時には既に林の中へ...
この辺は「小郷東木曽谷林道」が正式名称になります。
この様な新緑の中を進みます。
終点近くの正式な林道名称は「大萱野林道」になります。
「中腹林道」の終点地点から1.3kmの所にある分岐点。
案内板の「一の谷」へ進むと「中腹林道(大萱野林道)」の入口になります。 I
総延長が22kmあり、その全てが未舗装路である林道は岐阜県では貴重な林道だと思います。
また、ゲート等で閉鎖されることもないようなので、このままの状態を維持して欲しいものです。
全体的に危険な箇所もなく、林道初心者にもおすすめです。
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