Return
千葉県の林道空間  林道 保田見線

 《 林道空間No. : 104 》  (全線走行)
  林道名称 : 林道 保田見線
   走行年月日 : 2012年2月11日

初の「林道 保田見(ほてみ)線」です。 全長は7.6kmあり、千葉県の林道では長い方だと思います。
ほぼ全線に渡って舗装された林道で、途中に素掘りトンネルが3本ありますが、林道沿いの住民の生活道となっています。
道幅は軽自動車クラスで、対向車が来たら物凄く苦労すると思われます。
今回は「林道 山中線」側の東側から入り、215SOCの「るー吉号」と2台で走行しました。
「県道182号」から入って直ぐの所はこんな感じの道になっています。 @
ジェットコースターの軌道のような上下左右に曲がりくねった道が続きます。 おっ! 右下に何かが見えます??
イノシシ捕獲用の仕掛けでした。
千葉県の山間部にはイノシシが多いんですよねぇー
枯れ葉が敷き詰められていて滑りそうな路面を進みます。
林道の入口付近には林道表示板等はなかったので、ここが「林道 保田見線」なのか不安でしたが、 「地すべり防止区域」の看板に「林道 保田見線」の記載があり、一安心。
途中に、サーフクラスの車では一度で曲がれない超ヘアピンカーブがあり、切り返しをしないと通過出来ない!。
「takayu号」に続いて切り替えし中の「るー吉号」!
沿線には民家や畑が点在しているため、写真のようなイノシシ避けの高圧線が張ってある場所も!
「地すべり防止区域」の看板。 現在地の確認に役立つ?
この先、落石や路肩が柔らかい区間があります。
林道に立っている注意書きの看板をあまく見ると痛い目に遭うので要注意!
路面は舗装はされていますが、だいぶ荒れています。
なんと! 道の直ぐ横にあった捕獲用の仕掛けの中にイノシシが!!  仕掛けはいろいろな所で見ていますが、捕えられている所に遭遇したのは初めてです。 運命は如何に?
全体の2/3あたりに差し掛かると、そろそろこの林道の見所があるハズ・・ A
ありました! 千葉県の林道に多くある素掘りトンネル! 
岩山にポッカリと口を開けています。 A
「林道 保田見線」では3本の素掘りトンネルがありますが、その1本目です。 A
中は洞窟状態・・・ 今にも岩が落ちてきそう・・・ A
岩の破片が直撃しないことを祈りながら・・・・ A
無事にトンネルを通過。 道幅はご覧のとおりです。 A
路面には落石がゴロゴロしています。 イノシシが崖を登って、落石を起こす事もあるそうです。 B
2本目の素掘りトンネルです。 
右側の木の根が岩山に張り付いています。 B
長さは短いですが、何か嬉しくなってしまうのは私だけ・・・? B
素掘りトンネルの中は真っ暗闇! 
内部は1本目のトンネルよりもしっかりしています。 B
続いて、3本目の素掘りトンネルです。
カーブを曲がると突然現れます。 C
トンネルの入口は結構ワイルド感満点! 高さは全然余裕ですが、側面はデコボコしているので要注意! C
トンネル内も舗装されていますが、結構痛んでいて荒れ気味。 C
3本の素掘りトンネルは、約300mの間で立て続けに現れます。 C
3本の素掘りトンネルを抜けると、その先は荒れた舗装路が続いています。
一部、こんな感じで路面が荒れていますが、ほんの一瞬だけ。
そろそろ「林道 保田見線」も終点になります。
「林道 保田見線」は、殆んどが舗装された林道ですが、全線に渡って道幅が狭く、対向車が来たらバックは必至!
舗装されているためにスピードを出しがちですが、イノシシの飛び出し?、見通しの悪い部分も多くあるので要注意!
また、点在する沿線住民の生活道になっていることもあり、くれぐれもスピードは控えめに・・・
この林道は、舗装路の割には結構楽しめる林道です。 次は「林道 鹿原線」《 林道空間No. : 105 》へ向かいます。
Return
since 2004.09.12
(C)2004. Takayu all right reserved.