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群馬県の林道空間  万沢林道

 《 林道空間No. : 208 》  (全線走行)
 林道名称 : 万沢林道  - Part 1 -
  走行年月日 : 2015年10月12日

ここ「万沢林道」は、西の国道405号線と東の国道353号線の間を結んでいる全長約21kmの林道です。
この「万沢林道」には異なる林道名称の林道表示板がいくつもあり、 西側から「万沢(相倉山)林道」A、「万沢林道」C、「新湯林道大前線」G、「万沢(新湯)林道」Iと4つの林道表示板がありますが、 林道の両入口にある新しそうな林道表示板(AとI)には延長が書いてあり、 双方の距離を測ってみると上の地図にある林道接続地点になり、一本に繋がります。 残りのCとGの林道表示板が示す区間は不明ですが、 ほぼAとIの区間を示していると思われます。
今回は、近くにある「野反湖」に寄ってから林道へ向かいました。
野反湖 (のぞりこ)
「万沢林道」を走行する前に天空の湖と呼ばれている「野反湖」に寄り道。 快晴なので湖面も真っ青! @
標高1500mにある人造湖を目の前にすると、想像していた以上に圧倒されます。 @
「野反湖」を一周する登山道があるようです。 今回は時間的に余裕がない為、登山道はパス。 @
ここは「野反峠(富士見峠)」で、「野反湖」全体を見渡せるビューポイント!  野反峠休憩舎には売店や駐車場があります。 @
同じ様な案内板がありますが、書かれている内容は違った内容になっています。 @
バス停があります。 北方向の対岸にはキャンプ場等もあるようです。 @
バス停の横にある「佐武流山周辺森林生態系保護地域」の案内板。 @
ここ「野反峠」の南側には「関東の富士見100景」に指定された場所があります。 微かに富士山が見えます。 @
「八間山」への整備された登山道が見えます。 @
万沢林道
「野反湖」から国道405号線を5km程南下した所に「万沢林道」の入口があります。 A
入口には林道表示柱があります。 A
「万沢(相倉山)林道」と書かれています。 A
林道の入口にある案内板。 「併用林道万沢線」と書かれています。 A
すぐ横にはバス停があります。 謎の「大自然村」!? A
「万沢林道」へ進みます。 A
事前調査によると、この先にある土取場からのダンプが頻繁に通行しているとの情報がありましたが、 当日は祭日のためか1台も遭遇しませんでした。
ここが林道である証!
有名な直線道路! 林道ではなかなか無い直線!
約1kmの直線! B
路面はダンプで踏み固められていてカチカチな感じ。 B
直線路をカーナビで見るとこんな感じ。 B
直線路を暫く進むと、謎とされている「野反湖パークランド」(大自然村?)へ続く道が分岐しています。 C
分岐地点には立派な石柱林道表示板があります。 C
林道表示板ではあまり見ない珍しい書体で書かれています。 C
苔生していて年代を感じさせる立派な石柱林道表示板! C
昭和42年度起工。 竣工の年代は分かりませんが、30年以上前に作られた林道。 C
サーフと記念撮影! C
先に進みます。 長い直線が終わり、チョットすると「トラック出入口」の看板が現れ、道が分岐しています。
土取場への分岐地点。 左が土取場へ、右側が本線。
土取場への分岐地点を越えると、路面はジャリジャリした感じになり、林道らしい道に。
さらに進むと、残念ながら舗装された路面になります。
このまま舗装路が続かない事を願いながら進みます。
洗い越し。 流れている水の量は少しだけ。 D
暫く舗装路が続きます。
また洗い越しがあります。 水は殆ど無。
路面は荒れ気味ですが、舗装路が続いています。
先に進むと何故か泥だらけの橋が現れます。 E
橋の上から見た上流側の渓流。 水が綺麗です。 E
橋の上から見た下流側の渓流。 E
路面に落ちている石には注意出来ますが、落ちてくる石には注意出来ない??
全線に渡って、待避所手前には案内板があります。
路面がやっとダートに!! 待ってました!。
路面は荒れ気味で、かなりのショックがハンドルに伝わってきます。
この先にあるダムへ通じる道が分岐しています。 右側の本線へ進みます。
路面は枯葉に覆われ、その下のゴツゴツした路面が隠されています。
枯れた木の倒木が道を半分塞いでいます。
そのまま乗り越えて進みます。
また道が分岐しています。 地図によると北の方向に3km程続いている様です。 F
しかし、ゲートクローズの為に走行する事は不可能。
ここでちょっと休憩タイム。 F
本線側はこんな感じの路面が続いています。 F
道幅はこんな感じなので対向車が来たら面倒です。 F
先へ進みます。
突然大きな水溜りが! 自然の洗い越し状態??
雨水でえぐられた路面。 これ位の深さなら問題ありません。
こんな感じの路面が続いています。
いい感じのダートが続いていますが・・・
また舗装路に・・・
暫く舗装路が続きます。
この辺りが林道接続地点になります。 手前が「万沢(相倉山)林道」、先が「万沢(新湯)林道」!
両林道の終点地点。 表示板等は何もありません。
やっと路面がダートに切り替わります。
紅葉見物にはまだちょっと早い感じ。
路面には大きめの石がゴロゴロした感じ。
林道の接続地点を越えたあたりから下り坂が続きます。
橋があります。
ここにも林道交通安全ののぼり。
「はこのさわばし」と書かれています。
「箱之沢橋」と書かれています。
今にも倒れて来そうな木が!
こんな感じの路面が続きます。
緑のトンネルを抜けていきます。
チョット迫力のある切り通し。
見た目よりもゴツゴツ感のある路面。
大きめの落石や不安定な路肩に注意。
また橋があります。 この橋にも「林道交通安全」ののぼりが立ててあります。
錆びで文字が消えそうな林道表示板があります。 微かに「新湯林道大前線」と書かれているのが読めます。 G
寂びれた感じがいい感じ。
こちらもなかなかいい感じ。
「新湯林道大前線」の林道表示板から約2km進んだ所にゲートがあります。 H
冬季は通行止めの様です。 H
ゲートを通過し、振り返って見た図。 H
ゲートから50m程の所から舗装路になります。
そろそろ「万沢林道」も終点に近付きます。
「万沢林道」の終点地点。 I
「万沢(新湯)林道」と書かれた立派な石柱林道表示板があります。 I
「万沢(新湯)林道」の起点。 I
チョット傾いていて、下の道に落ちそうな感じ。 I
「昭和31年度起工」と書かれています。 書体はよくある書体で書かれているため、近年付け替えられたのかも? I
林道表示柱。 延長が記載されています。 I
左側に上がっている道が「万沢林道」になります。 右側は「小倉ノ滝」に続く道。 その真ん中に林道表示板。 I
途中に数ヵ所の舗装区間がありますが、全線に渡って林道感を味わえる林道だと思います。 冬季以外は通行可能となっているようなので、お勧めできる林道です。
ここ「万沢林道」の終点地点から東に1km程の所には、 映画の「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋のモデルの一つとなった旅館がある事で有名になった四万温泉があります。
次は「高田山林道」《林道空間No.:209》 へ向かいます。
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